Images are for illustration purposes より
Take what you want より
『僕は自分自身が写真を続ける動機に、幼少期から続けていた虫取りの経験が強く通底していると感じています。身近に存在する不可思議なそれらを体験的に、また他者との共有も通して多角的に認識していく手段でもあったその行為は、生まれてはじめてなにかを「みた」時に生じる知覚、またその根源自体への関心としても今に続いています』

三保谷将史
写真家
1987年大阪生まれ、京都在住。認識や見えるということを焦点に、近年は身近にありふれるものをネガとした古典技法による写真を制作。高校卒業後、独学で写真をはじめたのち、ギャラリー勤務や専門学校等での経験を経て現在に至る。