ファッションを学ぶには、「本物」を知ることが重要です。海外の数あるファッション教育機関では、まず最初に服飾の古典を学びます。デザイナーを目指す人は、過去の偉大なデザイナーの代表作を学び、それを通して本質やルーツを知ります。そこで学んだものに、現代あるいは自分独自の表現を加えることで、新たなデザインを作り上げます。

また、ミリタリーやワークウエア、ユニフォームなど、生活や歴史の中で生まれ、名品となったアイテムも本物であり、モノづくりに欠かせない要素です。

今回の「The Authentics展」では、
◯ファッションに携わる方々に「本物」を学ぶことの大切さを伝えていく。
◯本物と現代のモノをミックスしたスタイリングを通して、本物の普遍性と、ファッションの楽しさ、両方を体験していただく。

ことを目的としています。

日本服飾文化振興財団は、メンズの洋装の基本となる約1,200着のヴィンテージコレクション(以下ルーツアイテム)を所有しています。

今回、それらのルーツアイテムの中から、ミリタリー/ワーク/ユニフォーム/スポーツ/エスニック5つのカテゴリーの代表アイテムをご紹介する展覧会を、京都造形芸術大学の協力にて、京都にて開催。また、セレクトショップ各社の協力により、それらのルーツアイテムと、現代のアイテム、そしてイヴ・サンローランを初めとするヴィンテージコレクションをミックスし、ウィメンズスタイリングに仕上げ、ご覧いただきます。ルーツアイテムは、実際に見て触れていただけるよう展示いたします。

 

 

開催概要
The Authentics –eternal source of creativity–
洋装の基本となるルーツアイテムの展示とスタイリングのスチール展示
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総合演出:DRUMCAN Inc. スタイリスト:亘つぐみ
写真撮影:荒井俊哉 監修:文化服装学院 専任講師:朝日真
協力:文化服装学院
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【入場料】無料
【会期】2018年11月22日(木)~29日(木)10:00~18:00(入場は17:30まで)
【場所】京都造形芸術大学 人間館1F エントランスラウンジ 京都市左京区北白川瓜生山2-116
【主催】公益財団法人 日本服飾文化振興財団
【共催】学校法人 瓜生山学園 京都造形芸術大学
【事務局】公益財団法人 日本服飾文化振興財団 
TEL 03-6894-1989 FAX 03-6894-1990

The Authentics –eternal source of creativity–  日本服飾文化振興財団

公益財団法人 日本服飾文化振興財団

服飾に関する知識の普及と服飾文化の伝承を目的に2014年9月に株式会社ユナイテッドアローズ名誉会長重松が設立。
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◆服飾資料館の運営(テキスタイルサンプル/書籍/ヴィンテージガーメントなど服飾資料を所蔵) ◆服飾にかかわる講演会・セミナーの開催 ◆若手服飾デザイナーの助成活動